断絶 HDニューマスター版
レーベル
:
キングレコード
規格品番
:
KIXF-4340
フォーマット
:
Blu-ray Disc
バーコード
:
4988003857240
国
:
日本 - Japan
発売日
:
2019年9月4日
収録内容
Blu-ray Disc
1
断絶
01:42:00
脚本:ルドルフ・ワーリッツァー
プロデューサー:ゲイリー・カーツ
脚本:ウィル・コリー
監督:モンテ・ヘルマン
スタッフ:モンテ・ヘルマン
出演:ローリー・バード
制作:マイケル・S・ローリン
出演:ウォーレン・オーツ
クレジット
脚本:ウィル・コリー
撮影:ジャック・デイルソン
出演:ローリー・バード
企画製作:マイケル・S・ローリン
脚本:ルドルフ・ワーリッツァー
監督:モンテ・ヘルマン
出演:ウォーレン・オーツ
音楽[映画制作用]:Billy James
リリース概要
<商品の情報>
『イージー★ライダー』が勝ち得た自由は、『断絶』によって失われた。『断絶』は70年代の始まりであり、終わりでもある。初公開から40年、35mmニュープリントでよみがえった、史上もっとも純粋なアメリカン・ロードムービー。
『イージー★ライダー』('69)の大ヒット以降、従来の大作映画の不振によりメジャースタジオが苦境に立たされていた状況下、ユニバーサル映画がピーター・フォンダ監督/『さすらいのカウボーイ』('71)、デニス・ホッパー監督/『ラストムービー』('71)とともに起死回生の若者向け企画として仕掛けた野心作。それまでB級映画の帝王ロジャー・コーマンの門下生であったモンテ・ヘルマン監督初のメジャースタジオ作品。
出演に当時人気絶頂のシンガーソングライター、ジェームズ・テイラーとビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンの二人のロックミュージシャンを起用、そして名優ウォーレン・オーツが最高の演技を魅せる。ザ・ガール役に抜擢された当時新人のローリー・バードはまさに劇中の役柄そのままの少女で、ヘルマンはザ・ガールのディテールの着想を彼女から得ている。その後バードは79年に自殺、ヘルマンは新作『果てなき路』(2011)をバードに捧げた。
また実在する伝説のストリートレース組織、STREET RACERS INC.の映像も映るなど、アメリカン・モーターカルチャーの真の姿を捉えた映画としてもファンを魅了、作品のもう一つの主役ともいえる、撮影に使われた3台の55年型シェヴィのうち1台はのちに黒に塗装されて『アメリカン・グラフィティ』('73)に登場、もう1台は『トランザム7000』('77)のトランザムの排気音のオーヴァーダブ用車輌として使わるなど、映画史上もっとも有名な劇中車として知られている。
70年代アメリカ、果てしなく続く道とガソリンスタンド、ただひたすら車を走らせる若者...。『イージー★ライダー』でワイアットとビリーが求めたアメリカン・ドリームは、『バニシング・ポイント』('71)でコワルスキーが夢破れつつもみせた自由への疾走に変容し、ついには『断絶』で空疎な空気と閉塞感、疎外感とともに存在することがすべてであることとなった。映り込むものすべての行動原理は排除され、観る者の感情移入も受け付けずに漂う不穏な喪失感。初公開から40年、ニューシネマ時代のアメリカ映画の極北ともいえる『断絶』は、ヴェンダースからジャームッシュ、リンクレーターからタランティーノ、ギャロまで多くの映画作家たちの憧れであり続けている。
もうひとつの『イージー★ライダー』として題材、物語、キャストなどあらゆる面で"売れる"期待を集めた本作。しかしヘルマンはその商業性をすべて排除、ロードムービーとしての純度を極限に高めることに拘った。結果スタジオと対立、不幸な公開形態を余儀なくされた『断絶』の興行惨敗により、ヘルマンは以降一度もメジャースタジオで作品を撮っていない。
<あらすじ>
深夜のストリートレースで儲けた賭け金を手に、レース用にチューニングした55年型シェヴィを南東方面へむけてとばすザ・ドライバーとザ・メカニック。停まるのは食事、燃料補給、そして車の整備のときだけだ。途中のダイナーで拾ったザ・ガールを後部座席に乗せ、無言のまま車を走らせる。そしてあるガソリンスタンドでポンティアックGTOに遭遇、2台の車はお互いのピンクスリップを賭けた長距離レースでワシントンDCを目指すことになる...。
『イージー★ライダー』が勝ち得た自由は、『断絶』によって失われた。『断絶』は70年代の始まりであり、終わりでもある。初公開から40年、35mmニュープリントでよみがえった、史上もっとも純粋なアメリカン・ロードムービー。
『イージー★ライダー』('69)の大ヒット以降、従来の大作映画の不振によりメジャースタジオが苦境に立たされていた状況下、ユニバーサル映画がピーター・フォンダ監督/『さすらいのカウボーイ』('71)、デニス・ホッパー監督/『ラストムービー』('71)とともに起死回生の若者向け企画として仕掛けた野心作。それまでB級映画の帝王ロジャー・コーマンの門下生であったモンテ・ヘルマン監督初のメジャースタジオ作品。
出演に当時人気絶頂のシンガーソングライター、ジェームズ・テイラーとビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンの二人のロックミュージシャンを起用、そして名優ウォーレン・オーツが最高の演技を魅せる。ザ・ガール役に抜擢された当時新人のローリー・バードはまさに劇中の役柄そのままの少女で、ヘルマンはザ・ガールのディテールの着想を彼女から得ている。その後バードは79年に自殺、ヘルマンは新作『果てなき路』(2011)をバードに捧げた。
また実在する伝説のストリートレース組織、STREET RACERS INC.の映像も映るなど、アメリカン・モーターカルチャーの真の姿を捉えた映画としてもファンを魅了、作品のもう一つの主役ともいえる、撮影に使われた3台の55年型シェヴィのうち1台はのちに黒に塗装されて『アメリカン・グラフィティ』('73)に登場、もう1台は『トランザム7000』('77)のトランザムの排気音のオーヴァーダブ用車輌として使わるなど、映画史上もっとも有名な劇中車として知られている。
70年代アメリカ、果てしなく続く道とガソリンスタンド、ただひたすら車を走らせる若者...。『イージー★ライダー』でワイアットとビリーが求めたアメリカン・ドリームは、『バニシング・ポイント』('71)でコワルスキーが夢破れつつもみせた自由への疾走に変容し、ついには『断絶』で空疎な空気と閉塞感、疎外感とともに存在することがすべてであることとなった。映り込むものすべての行動原理は排除され、観る者の感情移入も受け付けずに漂う不穏な喪失感。初公開から40年、ニューシネマ時代のアメリカ映画の極北ともいえる『断絶』は、ヴェンダースからジャームッシュ、リンクレーターからタランティーノ、ギャロまで多くの映画作家たちの憧れであり続けている。
もうひとつの『イージー★ライダー』として題材、物語、キャストなどあらゆる面で"売れる"期待を集めた本作。しかしヘルマンはその商業性をすべて排除、ロードムービーとしての純度を極限に高めることに拘った。結果スタジオと対立、不幸な公開形態を余儀なくされた『断絶』の興行惨敗により、ヘルマンは以降一度もメジャースタジオで作品を撮っていない。
<あらすじ>
深夜のストリートレースで儲けた賭け金を手に、レース用にチューニングした55年型シェヴィを南東方面へむけてとばすザ・ドライバーとザ・メカニック。停まるのは食事、燃料補給、そして車の整備のときだけだ。途中のダイナーで拾ったザ・ガールを後部座席に乗せ、無言のまま車を走らせる。そしてあるガソリンスタンドでポンティアックGTOに遭遇、2台の車はお互いのピンクスリップを賭けた長距離レースでワシントンDCを目指すことになる...。
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