＜商品の情報＞
60年代ゴダールの最高傑作!!ゴダールの愛したミューズ、アンナ・カリーナとの蜜月から生まれた、愛と生をめぐる映画(副題:12のタブローに描かれた映画)。
主人公はナナを名乗り(ゾラ原作「ナナ」)、伝説の女優ルル(ルイーズ・ブルックス)の髪型をして映画館で『裁かるるジャンヌ』(カール・Th・ドライヤー監督)を見て涙する。海外のみならず、数多くの日本のアーティストにも影響を与えた神話的映画。

★映像特典には、ゴダール自身の編集による予告編の他、ファン垂涎の傑作初期短編3作品をHDマスターで収録。

＜あらすじ＞
『女と男のいる舗道』
―女優を夢見てパリに出てきたナナは、見知らぬ男に誘われ、抱かれるとお金をもらう。ナナは娼婦になり、ラウルというヒモがつく。ナナは偶然バーで知り合った男を愛するようになる。ラウルはナナを組織に売り飛ばすが、受け取った金額が少なかった為、ナナを連れ帰ろうとする。組織の男が銃を撃つと弾がナナに当り、ナナは絶命する。

『男の子の名前はみんなパトリックっていうの』
女学生のシャルロットとヴェロニックはパリで一緒に暮らしている。二人は互いにパトリックという名の男性とデートの約束をしたという。後に恋愛劇の巨匠となるエリック・ロメールの脚本によるコントの一編。

『シャルロットとジュール』
男の暮らすアパルトマンにシャルロットが戻ってくる。男は君はきっと帰ってくると信じていたと告げるが…。ジャン=ポール・ベルモンドの初主演作品。台詞はゴダール自身がアフレコした。フランスの詩人・作家で映画監督のジャン・コクトーに捧げられている。

『水の話』
一面、洪水に見舞われた町。女学生は、パリへ行こうと車をヒッチハイクする。ヌーヴェルヴァーグの誕生を告げるゴダールとトリュフォー共同監督作。喜劇監督マック・セネットに捧げられている。