ノルウェーの3ピースポップバンド、1985年作。 なんと言ってもM1のキャッチーさに耳目が集まりますが、全編を通して欧州の（というか北欧の）空気感が感じられて、ある意味、涼しさを感じるアルバムです。やっぱりUSのバンドとは違うなぁ、M3とかM5とか、冬のどんよりとした曇り空的な感じで。私のフェバリットはM6です。80sの作品ですが、意外に音像はシンプルで、でもリズムとかはハンマービートっぽいような面白いこともやっていて、今の耳には逆に新鮮です。 尚、私の愛聴盤はボーナストラックがついた2枚組です。 1枚目のボーナストラックは M11:M1のオリジナル7インチ。ポップさが不足。オリジナルの勝ち M12:M6のロングバージョン。オリジナルも5分越えなのでありがたみ感じず M13:M2のロングバーション。ユーロビートっぽくて、これはこれであり M14:M3のロングバーション。無理くり伸ばした感が半端ない 2枚目は M1:本編M1のデモバージョン。バックのシンセ？がウネウネ気持ち悪い。ま、デモです笑 M2:本編M2のデモバージョン。テンポが落ちてます。ボーカルがボウイっぽく聞こえるけど、キレのあるオリジナルの勝ち M3:本編M3のデモバージョン。オリジナルの深さとは程遠い、軽い感じ。これじゃない感 M4:本編M4のデモバージョン。割と本編に近い。でもオリジナルの勝ち M5:本編M5のアーリーバージョン（何）。これも本編に近い。 M6:本編M6のデモバージョン。ま、デモです。本編より良いと思う人いる？ M7:本編M7のデモバージョン。同上。 M8:本編M8のデモバージョン。なるほど、こういうデモが本番ではこうなるのか、という発見にはなる。 M9:本編M9のデモバージョン。どアタマのドラムフィルとか、デモ段階でイメージできてたのね。 M10:本編M10のデモバージョン。これは、割とイイ。シンプルになって曲の骨格がよくわかる。 M11:ここからは未発表曲のデモかな？ちょっと軽すぎるかな M12:まあまあ本編に入っていても違和感なさそう。レベル42感が少々。 M13:当時のシングルB面（古い）とかにいそうな感じの曲です。 M14:これも軽いなぁ・・・デモっぽい M15:同上。 M16:ちゃんと仕上げればモノになったかも。でも本編には合わなそうです。 M17:アルバム最後に似合いそうなバラードです。音響次第では違和感なさそうですが、尺に入らなかったんですかね。 M18:3曲連続のスローですが、これは私にはあまり響きませんでした。 M19:パットしない曲だなぁと思ってたら突然、あれ、この曲のサビ... M20:これは、違和感しか感じられない… M21:同上 M22:ヒット曲M1の最初期バージョンか。ウネウネシンセも健在。でも肝心の、あの、ファルセットのサビがないのがちょっと。 M23:チープな音ですが、曲は嫌いじゃないです。 てなわけで私の結論は、オリジナルアルバム10曲がベスト、という次第で…