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樋口宗孝の急逝という悲劇を乗り越え、元SABER TIGERの鈴木政行を正式メンバーとして迎え、苦難の底から立ち上がった〈新生ラウドネス〉を高らかに宣言した作品。天国の樋口へ届けるかのような荘重なオープニング"REQUIEM"が鳴り響いた後、鈴木の鬼気迫るドラミングが炸裂する"THE KING OF PAIN"でアルバムは幕を開ける。スピーディーなギター・リフが冴え渡る"POWER OF DEATH"、"Rule The World"、90年代に高崎が追求したスピリチュアルなヘヴィ・グルーヴを更に進化させた"Straight out of the soul"、"EMMA"、二井原の表現力豊かなヴォーカルが胸に迫るラストの"NEVER COMES"など、「これぞラウドネス!」と言うべき完成度の高い楽曲が並んでいる。