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70年代パニック映画的サントラの楽しみいっぱいの娯楽オーケストラ・サウンド！

『弾丸特急ジェットバス』(1976)
サウンドトラック

音楽　デビッド・シャイア
監督　ジェームズ・フローリー
主演　ジョセフ・ボローニャ、ストッカード・チャニング

数々のパニック映画をパロりつつ、この作品自身もカルト・ファンの多い、パニック・コメディのハシリの傑作。監督は『刑事コロンボ』シリーズなど、テレビ仕事が本業のジェームズ・フローリー。音楽は、パニックものと言えば『サブウェイ・パニック』や『ヒンデンブルグ』があるデビッド・シャイア。原子力で動く最新鋭超大型バス旅行を阻止する陰謀の数々。乗客たちは、無事、終着までたどりつけるか？　音楽は、シャイアというより、カカバスやジョン・ウィリアムスなどがつけていたポップ寄りのメロディアスなオーケストラであり、このあたりは、テレビ映画畑の監督ならではの親しみやすい劇伴。いかにも、な愛のテーマ的展開もあり、楽しい。メインテーマも、いかにもパニック映画のテーマらしいテーマメロディ。（そういえば、本作公開時、地方は『エアポート77』の併映作品だったんですよね。そろそろエアポート・シリーズも、祈願なんですが・・・)