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indigo jam unitの鍵盤奏者、樽栄嘉哉氏の初のピアノソロアルバム。オリジナル全10曲、「雨男の物語」という架空の映画のサントラ、というイメージで制作されたこちら、美しい響きをもつ500席キャパシティーのコンサートホールを貸し切って録音。ステージには、ピアノ庫で大事に保管されているスタンウェイ・フルコンサートと、樽栄氏のみ。間やストーリーを大切にしたかったということで、始めから最後まで、曲順通りにノンストップで演奏。心に突き刺さるような美しい旋律、雨にあうコンサートホールのしっとりとした自然で美しい響き、ペダルの音や、楽譜をめくる小さな音…まるで、すぐそこで弾いてもらっているような臨場感。ポストクラシカルな美しい旋律が心に染みます。