前作「RAY OF LIGHT」がグラミー4部門を受賞するなど名実共にトップ・アーティストに昇り詰めた米国女性アーティストによる’00年にマーヴェリック・レコードとワーナー・ブラザース・レコードから発表された8枚目スタジオ・アルバムです。プロデュースはマドンナ自身と前作に引き続きウィリアム・オービット、ビョーク等を手掛けたガイ・シグスワース、U2等を手掛けたマーク・ステント、フランスのミルワイス・アフマドザイ、インドのタルビン・シンが担当、全米1位を記録し、全世界で1千万枚以上を売り上げました。前作ではやや画一的であったサウンドですが、本作ではハウス、テクノ、ロック、カントリー、ファンク、R&B、エレクトロニカを導入するなどバラエティに富んでおります。カウガールに扮したアルバム・ジャケットも話題を呼びました。ファンキーでエレクトリカルな全米1位を記録の1.MUSICをはじ、サイバー・パンク的な2.IMPRESSIVE INSTANT、テクノ調の3.RUNAWAY LOVER、ボンゴの様なリズムの5.AMAZING、ヴォコーダーによりロボットの様な質感を得た6.NOBODY'S PERFECT、スキップ処理が斬新なカントリー調で全米4位を記録の7.DON'T TELL ME、エフェクト処理が施されたベース・サウンドが印象的な極上のミディアム・テンポ曲で全米23位を記録の8.WHAT IT FEELS LIKE FOR A GIRL等の好曲・佳曲を収録した名盤です。ボーナス・トラックとして映画「2番目に幸せなこと」のサウンド・トラックからドン・マクリーンの全米1位曲のカヴァーで俳優ルパート・エヴェレットとのデュエットによる11.AMERICAN PIEを収録。