活動休止前にリリースされた作品。ブレイクして売れ続け、音楽業界のトップを走り続けた先に生まれたモンスターバンドの孤独をそのまま歌に変えて世間へ放たれた作品。当時のヒットシングルは今作に多数収録されており、まさに若きミスチルが迎えた「集大成」と言える。どんよりとした曇りの中にいる社会人の孤独を表すような“ALIVE”、きっとどこかでみんな経験していると思う切ない“幸せのカテゴリー”はたまに聴きたくなります。もちろん、真夏のBGMには最適の“シーソーゲーム～勇敢な恋の歌～”にも勇気をもらいますが、ラスト“Tomorrow never knows”で締めるように、過去の自分を背負いながら、明日へ向けてなんとかやっていこう、と思わせてくれる。