「ネバーランドの貴公子」の異名もとるロビー・ヴァレンタインがかつて在籍していたオランダのハード・ロック・バンドによるCNR・ミュージック・レコードから発表された2枚目スタジオ・アルバムです。プロデューサーはバック・コーラスにも参加しているオーキ・ハイスデンス。メンバーはVANDENBERGに在籍していたこともあるピーター・ストライクス(Vo)、ギル・ロペス(G)、クリス・アリスター(Key)、マルコ・ボマー(B)、ノップ・トン(Dr)の5人ですが、本作のキーボードは1曲を除いてロビー・ヴァレンタインがプレイしているらしいです。キラキラとしたキーボード・サウンドが心地良いキャッチーで透明感のあるサウンドが特徴で、一聴しただけで耳に残るハード・ポップの名曲1.FEEL LOVEを始め、甘くメロディアスなバラード2.I STILL BELIEVE IN YOU、清涼感溢れる4.OVER AND DONE、疾走感を伴う6.TIME AFTER TIME、感動的メロディのバラード8.CAN'T TALK MY HEART AWAY等の好曲を収録。ファンキーな3.READY FOR YOUや7.DON'T DISAPPEAR ON MEも悪くありません。それにしても甘すぎずくどくもないピーターの歌唱は素晴らしいです。