＜商品の情報＞
現代人の孤独の深遠をえぐり出す、ツァイ・ミンリャンの記念すべき劇場映画デビュー作。

台北の下町を舞台に、若者たちの孤独、渇き、焦燥を描き出す青春群像劇。
脚本家として活動を始め、その後テレビの演出・脚本でキャリアを積んだツァイ・ミンリャンの劇場長編第1作。と同時に、ゲームセンターで偶然ツァイ監督に見出され、テレビムービーに俳優として抜擢されたリー・カンションの映画主演デビュー作でもある。この後、彼はツァイ・ミンリャンの全ての作品に主演することになる。

東京国際映画祭ブロンズ賞
トリノ国際映画祭最優秀新人監督賞

※2015年発売の「青春神話＜ディレクターズ・リマスター版＞」(TSBS-80018)と同一マスターです。

＜あらすじ＞
鬱屈した日々を送る予備校生のシャオカン。両親と暮らしているものの、殆んど交流もない。一方、相棒のアビンとともに、公衆電話の硬貨を盗んだ金で遊びまわるなど、刹那的に今を生きるアザー。シャオカンは両親に無断で予備校を退学し、返金された授業料をせしめる。そして、ひょんなことから街で目にとめたアビンたちのあとを、こっそりとつけ始める……。