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奏飛と深春が結婚して一週間が経った頃、
結婚報告を兼ねて財閥同士のパーティに参加することに。
華やかな社交界デビューのはずが、
2人を待っていたのは冷たい視線と予想外の試練で――。
しかし深春はどんなことにもめげず、
奏飛の過去をあざ笑う藤堂夫人とも真っ向勝負!?
帰り道、深春は奏飛への気持ちが溢れ出し、
「悲しみや辛いことを全部、私に共有してほしい」
と想いをぶつける。
そしてその日の夜、とうとう語られる奏飛の真実と彼からの意外な告白。
まだ"愛"とは確信できなくても、
それでも心を重ねていった2人の行く先とは…――!?