＜商品の情報＞
そのほほ笑みが、希望を紡ぐ

ある家族を巡り複雑に絡まった闇の思惑に迫る清左衛門。それぞれの思いが交差するなか、信じるべきものを見つめなおすシリーズ第7作。

★「三屋清左衛門残日録」シリーズは、藤沢周平の傑作小説を原作に、前藩主用人の職を退き隠居した三屋清左衛門の第二の人生を、身の回りに起こる様々な出来事とともに描いた作品で、2016年の第1作から7作品にわたり続く大人気オリジナル時代劇シリーズ。
★主人公の三屋清左衛門を演じるのは北大路欣也。清左衛門を自身の理想であり憧れの人物と語り、本シリーズは北大路の代表作の一つとなった。第7作では、清左衛門を支える心優しい息子の妻役の優香、清左衛門を慕う小料理屋「涌井」の女将役の麻生祐未、そして、気の置けない親友役の伊東四朗らお馴染みのキャスト陣のほか、甲本雅裕、清水美砂、勝村政信、堀部圭亮という実力派俳優陣が新たに加わった。
★巡りゆく季節の中で、変わらない人の想いを鮮烈に描き出してきた「三屋清左衛門残日録」シリーズ。本作では、ある家族が抱える問題と複雑に絡まった闇の思惑に、清左衛門が迫る。様々な人物の思いが交差するなか、信じるべきものは何なのか。今この時代にこそ届けたい、新たな「残日録」がここに。

＜あらすじ＞
初秋のある日、道場の少年たちの喧嘩の仲裁に入った清左衛門(北大路欣也)は、事の起こりとなった少年・俊吾(一ノ瀬嵐)のことを気に掛ける。その父である柘植孫四郎(甲本雅裕)は、8年前、剣の腕を見込まれて要人の護衛を引き受けたものの、刺客に襲われて任務に失敗。さらには妻・瑞江(清水美砂)を不貞の疑いで離縁するなど、心に大きな傷を抱えていた。清左衛門は、息子の妻・里江(優香)や自らが見聞きした俊吾、瑞江の心の内を孫四郎に語り、彼らの思いを汲むように諭す。さらに孫四郎から8年前の事件の始終を聞き出すと、そこに派閥争いに影響した「もうひとつの死」が関わっているのではと疑念を抱く。盟友・佐伯熊太(伊東四朗)の助力を得て、真相を明らかにするべく清左衛門は調べ始めるが、その矢先に新たな事件が起こり…。権力者となった筆頭家老・朝田弓之助(金田明夫)の影を感じつつ、複雑に絡まった事件の謎を紐解いていく清左衛門。それぞれの思いが交差するなかで、闇の思惑に翻弄された家族に、再び笑顔は戻ってくるのか―。
「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ―」