＜商品の情報＞
人前で裸になること、それは快感
めざめた愛欲は踊り続けるごとに膨れ上がっていく!

フランスを代表するファム・ファタール「マノン」!
主人公は地味な女性マノン。フランスを代表するファム・ファタールを描いた小説「マノン・レスコー」を連想させる。フランス映画では『情婦マノン』(49)が有名だが、その後にカトリーヌ・ドヌーヴ主演で『恋のマノン』(86)としてよみがえる。日本でも東陽一監督、烏丸せつこ主演で『マノン』(81)が公開されている。「エマニュエル婦人」や「ボヴァリー夫人」の系譜を継ぐ作品である。本作ではマノンがステージネームをオーロラとしてパフォーマンスをするが、そこで開花される性の奔放は実質"マノン"として愛欲に暴走することになる。クラシックの"マノン"に引けを取らない、魅せる"マノン"を堪能できる作品となっている。

ストリップクラブで働く女性たちのリアルが秀逸に描かれる!
マノンが働くストリップクラブは「My Soul Desire=私の魂の欲望」という名前。そこで働くのは若く美しいフランス人形のようなダンサーや、肉感あふれるダイナミックボディを売りにするダンサーから大人の色気をまき散らすベテランまで、さまざまなタイプの女性たち。そこでの交わされる会話からは、単なるガールズトークから客の奪い合いによる嫉妬、店外で稼げるといったなりふり構わぬ甘い誘い、彼女たちの夢、未来が垣間見える。その背景にある苦悩や喜びが本作のドラマを厚くし、フランス映画として存分に楽しめる。

＜あらすじ＞
パリのストリップクラブ「マイ・ソウル・デザイア」で働き始めたマノンは、ひときわ目を引く女優志望のミアと出会う。今まで性に消極的だったマノンはミアの性に対する奔放な考え方に触発されていく。ステージで踊ることで自分を開放していき、男たちの視線に悦びを覚えるようになる。そしてストリップクラブに飽き足らず、客の家で踊ることで稼げるという話を耳にし、マノンはさらなる性欲の巣窟に誘われていく。