＜商品の情報＞
貞淑、淫乱、それとも母性――?妻に求める「理想の女」とは。見果てぬ愛を探し求める男の一晩のミラージュ。

若い頃から浮名を流したアロン・ドロン。自身が円熟の境地に達し、人生に疲れた主人公の姿を借りて男にとって理想の女性像に迫る。妻の顔をしたタイプの異なる女性と、次々と愛を交わし、愛情の深淵に迫るしみじみとした大人の味わいを持つ人生ドラマ。夢と現実が交錯し、真の愛を求める心の旅が今始まる。アラン・ドロンはこの作品で、1985年セザール賞男優賞を授賞。

●画面や音声のノイズは原版に起因するものです。予めご了承ください。

＜あらすじ＞
長年付き添った妻への憎しみと失意から一人旅に出たロベール。列車のコンパートメントに妻そっくりのドナシェンヌと出会う。自分の身の上をよく知る彼女に心惹かれるロベールは列車の中で愛を交わす。別れがたき思いのまま、彼女の家を訪れるロベール。ロベールをかたくなに拒むドナシェンヌは自分の友人のみならず、ロベールの友人をも招き入れ彼を拒絶する。怒りに駆られるロベールは暴力をふるってしまうが逆に返り討ちに遭ってしまう。ドナシェンヌに隠された秘密とは。ロベールは真の愛を見つけることは出来るのだろうか。