＜商品の情報＞
その法廷で、「事件」は姿を変えた――。

椎名桔平主演。真実と向き合った者たちの再生を描く感動のサスペンス。

■不朽の名著が令和を舞台に法廷サスペンスドラマとしてよみがえる
1978年に第31回日本推理作家協会賞を受賞した大岡昇平の不朽の裁判小説「事件」を連続ドラマ化!
舞台を昭和から令和に移し、裁判員制度での心理戦を濃密に描写する。

■椎名桔平主演!
主演はドラマや映画で圧倒的な存在感を放つ椎名桔平。過去に自身が下した判決をトラウマとして抱える元裁判官の弁護士・菊地大三郎役を演じる。
自白により殺人罪に問われている被告と被害女性だけが知る事件の裏側から、痛みを伴いながら真相をたぐり寄せていく。
監督は「連続ドラマW インフルエンス」「連続ドラマW 絶叫」など重厚な人間ドラマを手掛けてきた水田成英。

■その青年は本当に人を殺したのか?元エリート裁判官の弁護士が残酷な真実に立ち向かう
本作の最大のテーマは、原作者の大岡昇平がタイトル「事件」に込めた想いにある。「裁判所と裁判官によって判決が違うのでは、裁判自体も偶然的な"事件"ではないか」――。
生まれ育った環境から飛び出そうともがく人たちを通して、閉塞した今を生きる人々の孤独や苦悩と社会の闇を残酷にえぐり、その先にある希望を照らす人間ドラマ。先の読めない物語には、衝撃の結末が待ち受ける!

＜あらすじ＞
ある資材置き場で刺殺体が発見される。被害者は地元で細々とスナックを経営する20代女性。
程なく被害者の幼なじみで19歳の青年が殺人および死体遺棄の容疑で逮捕された。
青年の弁護は、ある裁判を機に過去にとらわれ、"真実"に背を向けた元裁判官の弁護士・菊地大三郎(椎名桔平)に託された。
青年の自白もあり、すぐに判決が下る単純な裁判だと思われたが、検察での取り調べから一転、裁判で青年は殺意を否認する。
青年のことを調べるうちに、再び"真実"と対峙する菊地。やがて法廷では意外な事実が次々と露見し、裁く者を惑わせる。
果たして青年は、本当に「人殺し」なのか――。