19世紀後半から20世紀初頭の米南部に暮らす黒人の生活の苦悩、運命感などをギターなどの弾き語りで歌い始めたのがブルースの起源と言われ、米南部ミシシッピ州北西部ミシシッピ川とヤズー川に挟まれたミシシッピ・デルタ地域で発展したデルタ・ブルースの貴重な録音がこのDiscに収められている。ラフ・ガイドのブルース・シリーズの1枚 録音は主に1930年代のSP盤などからのモノラル音源は高品質な復刻だが、CDなのにスクラッチ＆プチノイズがして音が悪いと騒ぎ出すお坊ちゃまくんには縁がないDisc。独特のブルースの響きを聴け！半音低くいVocalは伴奏との音程的なズレがブルージーな感覚を生み出す！ なお、米周辺のルーツ・ミュージックなど事情に詳しい方なのでしょう。このような音楽の解説書をよく執筆されている大熊浩子さんによるB4用紙程度の表裏に詳細な日本語解説付き。