＜商品の情報＞
平岩弓枝の同名小説を宇津宮雅代主演でドラマ化した人気作が、50年以上の時を経て遂に初ソフト化!
アメリカから帰国した孤独な女性の、ひたむきな愛と波乱にみちた青春を、昭和の世相と人情を背景に描いた傑作!

★人気時代小説「御宿かわせみ」シリーズや「ありがとう」などのテレビドラマ脚本で知られ、直木賞作家・文化勲章受章者の平岩弓枝の同名小説をドラマ化。
★70年代に時代劇などで活躍した人気女優・宇津宮雅代が、清楚で芯の強い主人公を見事に演じている。
★杉村春子、田村亮、大出俊、佐野周二、田崎潤、清水将夫、菅原謙次、月丘夢路などの名優たちが顔を揃え、作品に深みと見応えを与えている。
★昭和の世相と人情を背景に、親子関係、男女の愛、日本人としてのアイデンティティなど、複雑に絡み合う人間模様を描いた群像劇の傑作。

初回放送:1971年(昭和46年)4月2日～9月24日/東京12チャンネル(現・テレビ東京)

＜あらすじ＞
学徒動員による特攻隊員として沖縄の空に散った勇士と、女子挺身隊員との愛の結晶、津奈木まさき(宇津宮雅代)は、幸薄く生まれたにもかかわらず、母の愛を一身に受けてアメリカで明るく育ち、日本女性として厳しい躾もうけながら美しく成長した。
母の死後、その遺骨を大切に胸に抱きかかえ祖国の日本に帰国の途中、運命の人となる真岡春奈、真岡慎一郎親子に出逢った。
日本に到着したまさきは、父の遺品を届けに行った東京の父の実家・古河家を冷たく追い出され、遺骨を納めた鹿児島の母の生家では温かく迎え入れられたものの、所詮まさきには安住の地ではないことを悟った。
東京に戻ったまさきは、家政婦として東条家に住み込むことになったが、東条家の長男・高志は母を、まさきは父を戦争で失ったという共通の悲しみが二人の心を急速に接近させ、高志はまさきに愛の告白をするのであった・・・。