＜商品の情報＞
15年の時を隔てて出会った父と子の空白を埋める旅路

絆が深まるほど増す苦悩と葛藤を乗り越えて――美しい風景と共に描かれる感動作

■第61回ヴェネチア国際映画祭三部門受賞■
パシネッティ賞＜作品賞＞＜最優秀俳優賞＞
セルジオ・トラサッティ賞
CinemAvvenire賞＜コンペティション部門最優秀作品＞

15年の時を経て出会った父と息子、それぞれ戸惑いや葛藤を抱えながらも、少しずつ心を通い合わせていく親子の絆を描いた本作は、第61回ヴェネチア国際映画祭で三部門の賞に輝いた感動のヒューマン・ドラマ。監督は「いつか来た道」で知られるイタリアの名匠、ジャンニ・アメリオ。父親役にキム・ロッシ・スチュアート、障害を抱えたパオロ役に本作で映画デビューを果たしたアンドレア・ロッシ。同じく障害を持つ娘の母親を演じたのは、名女優シャーロット・ランプリング。

■日本語吹替音声(翻訳:松田順子)・ジャンニ(宮内敦士)・パオロ(木村良平)・ニコール(宮寺智子)・アルベルト(清水明彦)・ナディーン(久行敬子)・新聞売り(ふくまつ進紗)・ホテルマン(鈴木圭悟)他

＜あらすじ＞
若き日、ジャンニ(キム・ロッシ・スチュアート)は恋人との間に子供を授かったが、出産時にその恋人を亡くしてしまったショックで、生まれたきた我が子の顔も見ずに手放してしまった。亡くなった彼女の家族に引き取られた男の子パオロ(アンドレア・ロッシ)は障害を持って生まれていた。あれから息子と一度も会わずに15年の歳月が流れた。ある日、パオロをミュンヘンからベルリンのリハビリ施設へ送り届けることになったジャンニは、ついに息子と対面するが、障害のある息子との接し方に戸惑いを隠せない。そして、ベルリンの施設でパオロより重い障害を持つ娘を看護する女性ニコール(シャーロット・ランプリング)と出会い、ジャンニの心境に変化が訪れる。