＜商品の情報＞
カンヌ映画祭で上映された主演作『露出』により、一躍注目の女優となったクリスチーナ・リンドバーグは、あどけない顔立ちとグラマラスな肢体が評判となり、日本でも大人気に。ついには日本に招かれ、中島貞夫監督作『ポルノの女王 にっぽんSEX旅行』に、荒木一郎と共に主演を果たしている。70年代のセックス・シンボルとも言える彼女のフィルモグラフィーの中で、最も映画マニアの心をくすぐる作品と言えば本作『ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ～血まみれの天使～』だろう。
幼い頃にレイプされたショックで言葉を失ったフリッガに、再び忌まわしい悲劇が降りかかる。親切にしてくれたトニーに騙された彼女は、ヘロイン漬けにされ、娼婦に。やがて両親が自殺したことを知ったフリッガは、自分を地獄に突き落とした男たちに復讐を始める――。本作でクリスチーナが演じるフリッガは、クエンティン・タランティーノ監督の第4作『キル・ビル』に登場する隻眼の殺し屋エル・ドライバーの元ネタ。本国スウェーデンでノーカット版の上映が禁じられたことから、様々な編集版が存在し、作品そのものが謎めいたものになっていることもあり、まさに"カルト映画"と呼ぶに怪しい光を放っている。

＜あらすじ＞
あどけない女の子を標的にした悪魔の所業――。レイプの被害者となったフリッガは、その時に負った心の傷が原因で言葉を失ってしまう。それから15年。成長した彼女は、両親や周囲の人に支えられながら暮らしていた。そんなある日、バスに乗り遅れたフリッガは、トニーという男と出会い、町まで送ってもらうことに。レストランで食事をごちそうになるフリッガ。親切な優男かに思われたトニーだったが、その正体は売春組織のボスだった。すぐに本性を現した彼は、フリッガを睡眠薬で眠らせると…。