＜商品の情報＞
映画のような昭和の一コマが脳裏をよぎる
恐ろしく、そして優しいノスタルジック怪談

花まつりの日、優しく抱いてくれたおばあさん…
儚く散った里の村に芽生えたばかりの命の灯…
社務所でそろばんを教えてくれた若い先生…

恐ろしさも不思議さも過ぎ去りし人の面影に重なり優しさとなる…
忘れていた風景を思い出す極上の昭和怪奇談!

＜あらすじ＞
1.霊感はあるのか?
心霊スポットとされる、とある古戦場跡地。気づかぬ間にうっかり侵入してしまった禁足地らしきエリア。そのためなのか、後日ある異変が生じ…
2.ヤスエさん
夏祭りの日、肝試しの最中に起きた不思議な出来事に驚きパニックになった子供たち。通りがかった男性が助けてくれたのだが、後になって考えてみると村にはそんな大人はおらず…
3.帰ってくる
里の村に新しく誕生した命。だが、それは村中の祝福も虚しく儚く消えた。絶望した夫婦は新しい街でやり直すため村を出てゆく決心をするのだが…
4.そろばんの先生
ある日忽然と姿を消した若い女性の先生。数か月後、突如目の前に現れた彼女は黙ってあるものを差し出した。家へ帰ってそのことを母に伝え包みを開けると…
5.赤い封筒
お化けが出るから視てほしいと頼まれて訪れた友人の家。重苦しい空気が満ちたその家には赤い服を着た女が。後日僧侶に視てもらうとその女が指さした押し入れの中に…
6.きっかけ
家に訪れた托鉢僧。いつものように茶碗に一杯の米を持って玄関を開けると、そこにはいつもの僧とともに恐ろしい形相をしたもう一人の僧が並んでおり…