＜商品の情報＞
妖気に濡れた花嫁衣装!
血潮にまみれた五つの怨霊!
大川端に渦巻く断末魔の呪い!

三遊亭円朝の没後60周年を記念して映画化された本格怪談噺

■欲に駆られて凶行を重ねる男の末路を描いた傑作怪談映画をHDリマスターで復刻リリース!
■新東宝のお嬢様役の代表格・北沢典子(代表作「亡霊怪猫屋敷」)と若手スター俳優・伊達正三郎(代表作「ジャイアントロボ(TV)」が共演。
■「四谷怪談」などを手掛けた毛利正樹の監督作。斎藤寅次郎、山本嘉次郎らに師事し、中川信夫の助監督を務めていた。

＜あらすじ＞
故郷を追われて父と共に江戸を彷徨っていた安次郎は、幸運にも呉服商の江島屋治右衛門と出会って引き取られることになった。やがてその人柄や仕事振りを認められ、治右衛門は店の身代を譲ることを考え始める。ある花火の夜、安次郎は許嫁だったお菊と再会する。気立の良いお菊のことも気に入った治右衛門は、ふたりを夫婦養子にして江島屋を譲る決心を固めた。これを心憎く思っていたのは店の跡取りを目論んでいた番頭・金兵衛とその妾・お仲だった。斯くして二人は安次郎たちの追い出しを企てる。ある夜に金兵衛は、集金帰りの安次郎を襲って金を奪った。その帰り道で安次郎は、花嫁姿のお里に出会う。お里は金兵衛に紛い物の花嫁衣裳を売り付けられて、婚礼の夜に醜態を晒したことで婚礼が破談となっていた。包丁を手に金兵衛に突きかかるお里だったが、無念にも金兵衛に殺されて鏡ヶ渕に沈められる。そして金兵衛とお仲は残忍な凶行を重ねていくのだった。