＜商品の情報＞
不夜城の懐に開いた異次元空間
ここはヒトコワと怪異の交叉点…

店のコーナーにあるソファの奥から…
あれは絶対に生きている人体じゃない。それに…
体内アルコール濃度が一定以上になるとあの街が出現するんだよ…

眠らない街で今宵も塗り重ねられ続ける無数の人生をつぶさに見つめ続けた怪談師が語る恐ろし深い怪異譚!

＜あらすじ＞
1.ゴールデン街の幽霊
「踊りましょう…」 明け方近く、怪しげな酒で酔わされた耳元に囁くママの声と共に彼が見たのは…
2.感触
初見の二人組。その一人が話した上京したての頃に体験した恐怖体験。ひとしきり語り終えた後…
3.後ろの人
「もとに戻して…」 幼い頃に聞こえ始めた謎の声。あるときを境にその声はピタリと止んだのだが…
4.裏ゴールデン街
「今日が最後だから…」 そう言って別れを告げに来た常連客が見つけたという新天地。それは果たして実在するのか…
5.レモン
正月で賑わう店内。馴染み客の一人が取り憑かれた霊よりも怖い"ついてくる女"…
6.ホテル
南米のとある国。唯一の三ツ星ホテルにもかかわらず相次いでいるという飛び降り自殺。その真相は…