＜商品の情報＞
美しき奪還者。祖国の勝利は私が握る。

スターリン極秘指令! ナチスに奪われた伝説のイコンを奪還せよ!
特命を帯びた女性エージェントの孤独な戦いが始まる

歴史のターニングポイントとなった伝説を映像化したミリタリー・スパイアクション!
本作は第二次大戦中のモスクワ攻防戦(1941～1942)において、ナチス・ドイツ軍のモスクワ侵攻を食い止め、その後の反転攻勢でドイツ軍を撃退した歴史的事実をもとに、時の支配者スターリンがマトローナという霊能者の「敵に支配されている地域から聖母像を、モスクワに持ち帰れば町は救われる」という助言に従ったという伝説を加えて映像化。本国ロシアではウクライナ侵攻前の2022年1月27日に707スクリーンで公開し、BOX OFFICEランクインのスマッシュヒットを記録した。

複雑なキャラクターとイコンをめぐる緊迫したストーリー展開!
主人公のNKVD(秘密警察。戦後のKGB、現在のFSB)所属の女性エージェント・マリアは、宗教を否定した国家のイデオロギーに忠実であるものの、イコン奪還の任務を遂行していくうちに彼女の秘密と隠された本心が明かされていく。マリアの協力者として現れる神父も敵か味方か分からない謎の人物として登場するなど、複雑なバックグラウンドを持ったキャラクターたちのアクションが作品に奥行きを与えている。パルチザン(対独ゲリラ)を巻き込んだ戦闘シーン、イコンというミステリアスな存在、スターリンも影のキーパーソンとして登場するなど、虚実織り交ぜた戦争秘話というストーリー展開で観る者を引き込む。

＜あらすじ＞
第二次大戦下の1941年、ナチス・ドイツ軍からの激しい攻撃にさらされるモスクワ。首都陥落を何としても阻止したいスターリンは、大衆の支持を得る霊能者から"チフヴィンの生神女"というイコン(聖像画)をモスクワに運べば持ちこたえるという助言を受ける。ドイツ軍に支配されている町にあるイコンを奪還するべく、NKVD(秘密警察)の女性エージェント・マリアにその任務が課される。マリアは神を信じず、国家の教えが全てと信じる優秀なエージェントだった。マリアを含む7人の特別部隊が編成され、敵支配地に潜入する。教会からイコンを奪うことに成功するものの、ドイツ軍との激しい銃撃戦によって部隊はほぼ全滅してしまう。生き残ったマリアと護衛役の軍曹は、ドイツ軍に追われながら脱出の機会を探っていた。そんな中、2人の前にウラジーミル神父という男が現れ、町を脱出させる代わりにイコンを渡すよう取引を持ちかける。この神父は敵か味方か?ドイツ軍の追跡が激しくなる中、マリアには最大の危機が迫ろうとしていた。