＜商品の情報＞
雨あがりの朝のように 緑のポプラのように
新しく爽やかな詩情と感激が全身をつゝむ

原節子の病気療養からの復帰作で、天才ヴァイオリニストだった鰐淵晴子の本格デビュー映画ともなった。
アニメーション合成で雲の世界を描くなどしたファンタジー映画の傑作で、かけがえの無い日常も丁寧に描いた感動作。

第一回文部大臣賞を受賞した石井桃子のベストセラーを映画化!

■『新東宝キネマノスタルジア』レーベル第16弾発売商品!
■原節子、鰐淵晴子共演作品がHDリマスターで復刻!
■幾歳月が経っても色褪せない、ノスタルジックなファンタジー映画の傑作

＜あらすじ＞
町はずれの鎮守の森。突然、静けさを破って、あたり構わぬ勇敢な女の子の泣き声が聞こえてきました。小学二年生の級長ノンちゃんです。ノンちゃんがこの森で一番好きなヒョウタン池。そこで空を眺めていると、何時でもお話の中のお姫様のような気持ちになれるのでした。お池の上に枝を伸ばした紅葉の樹。ノンちゃんは枝に跨り、体を操りながら枝先へと前進しました。突然枝が折れて池の中に落ちた瞬間、ノンちゃんの体は空中に浮かんでいました。白い雲の上にいたお爺さんに熊手で拾い上げられたのでした。そこには同級生でいたずら坊主の長吉もいました。お爺さんの話では雲の中には大勢の人がいて、悲しくて、泣いて、心が重くなって落ちてきた人ばかりだそうです。ノンちゃんはお爺さんに東京から越してきた理由やお父さんお母さん、兄さんのことを話し始めるのでした。