＜商品の情報＞
血みどろの鎌に女の執念! 毒にただれた非業の首!
親子二代にわたる悲劇の物語

中川信夫が本格的に怪談映画を演出した最初の作品とされる。三遊亭圓朝が創作した怪談噺の傑作『眞景累が渕』を底本として映画化。
『怪談累が渕』として初公開されたが、現存する映像は本DVD収録の改題・短縮版『怪談かさねが渕』のみとなる。

★『新東宝キネマノスタルジア』レーベル第14弾発売商品!
★中川信夫が初めて怪談映画を演出したと言われる作品がHDリマスターで復刻!
★二十年の因縁を経ても繰り返される親子二代の惨劇

＜あらすじ＞
金貸しの宗悦は、借金の取り立てに行った旗本の屋敷で惨殺され累ヶ淵に捨てられる。怨霊となった宗悦は旗本にとり憑き、正気を失った旗本は妻を斬殺し累ヶ淵で溺死。それから二十年が経ち、旗本の息子だった新吉は江戸で一番と言われる羽生屋で番頭として働いていた。羽生屋の娘・お久と恋仲になっていたが、お久の小唄の師匠・豊志賀も新吉に想いを抱いていたのだった。豊志賀に横恋慕していた浪人・陣十郎の企みで羽生屋を追われた新吉は、流されるままに豊志賀と暮らし始める。さらに陣十郎は、豊志賀・新吉・お久の人生をじわじわと破壊していくのだった。ある日、豊志賀は顔に些細な傷を負う。この傷は次第に悪化していき、豊志賀は床に伏すことに。そして過去の因果因縁が徐々に姿を見せていく。