＜商品の情報＞
死を招く怪猫! 鮮血を呼ぶ呪い! 恐怖の闇を貫く断末魔の叫び!

移動しながらの長回しやパートカラー(現代劇は青味の強い単色。時代劇はフルカラー)を使った撮影、フィルムの逆回転など、当時としては実験的な演出が多く試みられる異彩を放つ作品。
中川信夫作品を支えたスタッフ(西本正、黒沢治安、渡辺宙明)が集結した記念すべき作品ともなっている。

★『新東宝キネマノスタルジア』レーベル第14弾発売商品!
★中川信夫作品を支えたスタッフが集結した記念すべき作品がHDリマスターで復刻!
★観る者の想像力を刺激する演出で日本怪奇映画の原点とも言える作品。

＜あらすじ＞
大学病院の助教授・久住は妻の転地療養を兼ね、郷里の古びた屋敷で開業医を始める。そこで妻は不気味な老婆につき纏われ、さらには命を奪われそうになる。思い悩んだ久住が菩提寺の和尚に相談すると、和尚は借受けた屋敷に纏わる怨念話を語り始める。その昔、屋敷は山茶花屋敷と呼ばれて大村藩の城代家老・石堂が住んでいた。石堂は癇癪持ちで有名だった。ある日石堂は、囲碁の対局中に感情的になって対局相手を斬り殺してしまう。さらには、対局相手だった息子の身を案じて訪ねてきた母をも凌辱する。斬殺された息子の愛猫に「末代まで石堂家をたたれ」と言い残して母は自害。託された怨念と母の血を啜って魔物となった愛猫は、石堂一族を襲い始めるのだった。