1970年作品。 偉そうな言い方で大変申し訳ございませんが、ビートルズ解散後のソロ活動、スタートダッシュは圧倒的にジョンに軍配が上がります。 ポールが再びバンド結成へと進み、名作バンドオンザランを発売するのが1972年ですが、その前にジョンは本作と翌1971年のイマジンという、とんでもない傑作をふたつ、モノにしました。因みに、ジョージのこれも傑作アルバムである、オールシングスマストパスも1970年の作品です。 で、本作。曲、アレンジ、演奏全てが素晴らしいのですが、それを支えているのはリンゴのドラミングだと私は思うのです。的確なリズムキープはもちろんですが、所々はさまる、曲の展開にさりげなく寄り添う、最低限のフィルがものすごくカッコいいです。 私の愛聴盤は、オリジナル11曲に3曲のボーナストラックが追加されたディスク1と、その14曲の別トラックを収めたスディスク2の2枚組です。3曲のボートラはこんな感じです。 M12: シングルのパワートゥザピープルをスローにしたような曲調ですが、本編にはちょっと合わないかな M13: これはかっこいい曲。リンゴのドラムの上でなるギターはクラプトン！ M14: 1970年発表のシングル。ゲートエコーがかかっているようなドラムはアランホワイトとクレジットされてますが、イエスのドラマーと同一人物？ジョージもクレジットされてますが、よくわからん…