＜商品の情報＞
昔、大人になることを拒んだ太鼓叩きがいた―――。
各国の映画賞を総ナメにした世紀の傑作

大人になることを拒否した少年の目を通し、戦争がもたらす不条理な悲劇、時代に翻弄される人間の愚かさを綴った異色の叙事大作。ノーベル文学賞作家ギュンター・グラスの代表作を、鬼才フォルカー・シュレンドルフ監督がグロテスクな毒気とブラックユーモアたっぷりに映像化。カンヌ映画祭パルム・ドールをはじめ各国の映画賞を総ナメにし、全世界にセンセーショナルな話題をまいた世紀の傑作である。

●＜劇場公開版&ディレクターズカット版＞の両バージョンをHDリマスタリング収録! ※劇場公開版は初ブルーレイ化
●テレビ版日本語吹替音声(1984年6月2日(前編)/6月9日(後編)初放送テレビ朝日「ウィークエンドシアター」版)を両バージョンに初収録! ※DVD&旧ブルーレイ未収録
●5.1chリマスタリング音声を両バージョンに収録! ※劇場公開版は初収録
●初公開多数の貴重な特典映像を収録!
●1979年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞・1980年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作品!

＜あらすじ＞
第一次世界大戦後の自由都市ダンツィヒ。ポーランド人のアグネスは従兄のヤンと愛し合いながらもドイツ人のアルフレートと結婚し、3人の奇妙な関係から息子オスカルが生まれる。だがオスカルは、ブリキの太鼓を贈られた3歳の誕生日に、醜い大人の世界に嫌気がさして自ら成長を止めてしまう。以来、太鼓を叩き、奇声をあげるとガラスを砕く不思議な能力にめざめたオスカルだが、町にナチスの黒い影が忍び寄る中、その叫びは次第に激しく、大きくなっていく。