演奏は、よく比べられる同時代の神格化されたドイツ指揮者の空気が淀んだような勿体振った深刻風な音楽の後、フィナーレを快速で盛り上げればいいだろう的な安直な演奏とは違う、カトリック＝ラテン圏のカラッと純粋で正直な爽快さに南国イタリアのようなカンタービレを感じさせます。 トスカニーニ＆NBC.so録音の硬い乾いたデッドな音のイメージがいい意味で覆させられ、RCAリマスタリング（UV22）の音源を使用しているかも。いい音だと思います。 中でもNBC放送用音源の一部を使用していないカーネギーホールのみでの録音の第1･6･8･9番の4曲と1953年の最後の録音の英雄が良質と感じました。なお、ミサ・ソレムニスもカーネギーホールのみでの録音で音は良いかも（この宗教曲は最後まで聴いていません。） 録音技術が悪い数多くのDiscをいろいろとリマスタリングしようが何も変わらない某指揮者を聴くくらいなら、このCDのほうが面白くて聴いても有意義な時間となる。 また怪獣が、わざわざ10年前の発売の現在は取扱いがない1939年のBeethoven交響曲全集他（M&A盤）を音が悪いと評価する意味が分からないが、ベームなどが好きな人がなぜトスカニーニを買うのか？不可解な購買行動で泣けてくる。それも今更メモリーズ+M＆A２種の計３SETを購入とは⁉こいつは馬●なのか‼。本当に買ったのか😏？ 1939年盤を聴いてもダメな奴がこの晩年の1950年代の全集聴いたらこいつ怒り心頭で血圧急上昇して倒れるのでは？まあ～怪獣には何もわからないだろう。鳴っている音が柔らかいかで良し悪しを判断？キンキンすると怒り出す！何を基準に何を目的に何が楽しくてお金出してまでもヒストリカル録音を聴いているのだろう？柔らかな物が好きなお子ちゃまか爺さんかな？ただ断言します。こいつはア◎です！ あと「トスカニーニでなければ夜も日も明けないという人」って言っていますけどそんな奴いるのか？意味がわからん😂 最後に、この指揮者の30～40年代の演奏は意外とロマンティックで晩年の過激さは少なく落ち着きもある。試しに1929年のモーツァルトの「ハフナー」第2楽章などを1回でもいいから聴いてみな！ しかし、1940年辺りの録音ならトスカニーニに限らず他の録音も殆ど音は怪獣が言うようなキンキンじゃないでしょうか？