＜商品の情報＞
わたしは待つ。それがわたしの愛の姿―――。

愛とは歓びなのか、苦しみなのか、あるいは待つことなのか?
すべての女性に突き付けられる、愛の葛藤―――。

すべての女性に贈られる、愛とは何かを突き付ける、フランスが世界に誇る小説家マルグリット・デュラスの自伝的原作小説『苦悩』を見事映画化。映像化不可能と言われた本作をベースに、デュラス自身の愛と、その苦しみが、戦争の記憶とともに語られる、激動の愛のドラマ!

★アカデミー賞ほか数々の映画祭で高く評価!
フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞2019年度主要8部門でのノミネートにくわえ、第91回アカデミー賞外国語映画賞フランス代表に選出。さらに、第65回サン・セバスティアン国際映画祭でも正式出品!
★20世紀最大の女流作家、マルグリット・デュラス自伝的原作の映画化!
著書『愛人 ラマン』『ユダヤ人の家』等フランス文学を代表する女流作家として知られ、先鋭的で独創的な映画作家でもあるマルグリット・デュラスの原作『苦悩』を映画化!
★超実力派フランス俳優たちの共演!
『海の上のピアニスト』『ザ・ダンサー』などのメラニー・ティエリーが主演のマルグリットを、彼女を誘惑する謎めいた男ラビエを『ピアニスト』のブノワ・マジメルが演じ、愛に苦悩する姿を見事に見せつけている。

＜あらすじ＞
第二次世界大戦時のナチス占領下のパリ。1944年、マルグリット・デュラス30歳。夫のロベールは地下でレジスタンス活動をしていたため、ゲシュタポに突然連れ去られる。それが、彼の帰りを祈り、彷徨い、苦悩する、彼女にとっての愛の人生の始まりだった…。夫を待ち続ける不安の日々、現れるヴィシー政権の手先の男の誘惑、そして彼女を支え続ける愛人―――。戦時下、誰もが、戦場に赴いた人、捕らえられた人を待ち続け、愛しつづけることの痛みと不安と闘っていた。愛とは、苦しみなのか、歓びなのか、あるいは待つことなのか?