全英1位、全米12位を記録した7枚目スタジオ・アルバム(邦題は「第七の予言」)です。前作「SOMEWHERE IN TIME」はシンセサイズド・ギターの導入が物議を醸し出した作品でしたが、本作もキーボードの導入により発売当時は賛否両論あったようです。小説「七番目の息子」にインスパイアされたコンセプト・アルバムで、変拍子や長尺曲を取り入れたプログレッシヴなサウンドが特徴ですが、これがもう素晴らしい内容で、キーボードの奏でるメロディがCOLOSSEUMⅡの「WARDANCE」にクリソツの1.MOONCHILD、変拍子とツイン・ギターのハーモニーが素晴らしい2.INFINITE DREAMS、全英3位を記録したキャッチーなシングル曲3.CAN I PLAY WITH MADNESS、ギターのメロディが美しくも格好良いバンド屈指の名曲4.THE EVIL THAT MEN DO、長大なプログレッシヴ絵巻5.SEVENTH SON OF A SEVENTH SON、透明感のあるメロディの6.THE PROPHECY、スティーヴ・ハリスによるベース・イントロがインパクトある7.THE CLAIRVOYANT、スピーディーでメロディアスな隠れ名曲8.ONLY THE GOOD DIE YOUNGと兎に角楽曲が粒揃いです。