＜商品の情報＞
誰にも、渡さない。 ――母と息子、二人きりの再出発。
今度こそ幸せな暮らしが始まるはずだった…。

ノオミ・ラパス主演、人間の深層心理を鮮烈に描く、奇想に満ちた北欧サイコ・スリラーの新たな傑作が誕生!!

人間の心理の奥底をリアルな描写で表現することを得意とする北欧映画。そんな北欧からはラース・フォン・トリアー(『アンチクライスト』)、ニコラス・ウィンディング・レフン(『ドライヴ』)、トーマス・アルフレッドソン(『裏切りのサーカス』)、スザンネ・ビア(『未来を活きる君たちへ』)、トマス・ヴィンターベア(『偽りなき者』)など、名手・俊英と言われる国際的な監督たちが続々と登場している。本作のポール・シュレットアウネ監督もその中の一人だ。
『チャイルドコール/呼声』は、『ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女』ほか『ミレニアム』三部作で名を上げ、リドリー・スコット『プロメテウス』、ブライアン・デ・パルマ『パッション』などハリウッドでも光り輝く、今もっとも旬な女優ノオミ・ラパスを主演に迎えた、追いつめられた母と息子の関係をスリリングなタッチで描いた、サイコ・スリラーの新たな傑作だ。

＜あらすじ＞
ノルウェー、オスロ。父親の暴力から逃れ身を隠すため、アンナ(ノオミ・ラパス)と息子のアンダースは保護監視プログラムにしたがって、郊外のアパートに引っ越してきた。それでもなお不安なアンナは、寝ている間も息子の安全が確認できるようにと、チャイルドコール(監視用音声モニター)を息子の寝室に据え置く。ある晩、突然の子供の悲鳴に起こされ寝室に行ってみると、息子は何事もなく眠っていた。混線により他の部屋の音が聴こえることがあるのを知った彼女は、他の部屋で子供が虐待のすえ殺されたのではないかと疑う。一方、ある日アンダースは、学校に父親がやってきたとアンナに告白する。元夫による子供虐待の記憶と、隣人の子供殺人のイメージが重なり、頭が混乱しはじめた彼女は、チャイルドコールについて親切に教えてくれた電気屋の店員(クリストファー・ヨーネル)を頼るのだったが…