白蛇伝 Blu-ray BOX<初回生産限定版>
レーベル
:
東映ビデオ
規格品番
:
BSTD20269
フォーマット
:
Blu-ray Disc
バーコード
:
4988101206001
国
:
日本 - Japan
発売日
:
2019年10月9日
収録内容
Blu-ray Disc
リリース概要
<商品の情報>
アニメーション大国日本の原点!
《日本初の長編カラーアニメーション》としてアニメーション史上に大きくその足跡を残す「白蛇伝」
公開当時の映像を可能な限り復元し、2019年のカンヌ国際映画祭カンヌ・クラシック部門でも正式上映された新規4Kマスターを使用し、復刻資料を多数収録したBlu-ray BOX発売!
「白蛇伝」は、1958年(昭和33年)10月に公開された、日本初のオールカラー長編劇場用アニメーション映画。まんが映画とよばれたアニメーションは、それまで劇場上映用の短編作品やコマーシャル用のアニメーションなどが制作されていたが、ディズニーの長編アニメーション作品のような長編カラー作品は日本ではまだ制作されていなかった。
当時、新興の映画会社であった東映はアニメーション映画の将来の可能性を見据え、1956年に東映動画(現・東映アニメーション)を設立。「白蛇伝」は約2年半後の1958年に完成した。
物語やデザインの基本設定に画家で登山家の岡部一彦が、背景作りには舞台美術家の橋本潔ら当時活躍していた美術関係者が起用され、それまでに短編アニメーションなどでも演出を担当した藪下泰司が、57年の12月から絵コンテを手掛け実制作がスタート。原画を大工原章と森康二のベテランスタッフ2人が担当し、新人の動画担当のアニメーター42名を率いて完成。当時アニメーション制作の経験者などいない時代に、順次募集されたスタッフにアニメーションのノウハウを教育しながら制作された「白蛇伝」は、約7カ月の作画期間と4047万1000円の製作費、原画1万6474枚、動画6万5213枚を費やして無事に完成した。
作画にあたってはキャラクターデザインから人形を制作し作画の参考にしたり、ディズニーの長編制作でも使われていたライブ・アクションを日本で初めて取り入れるなど、様々な試行錯誤も繰り返された。実際の俳優の動きを撮影したフィルムを紙に写し、人物の動きを描くライブ・アクションでは当時東映のニューフェイスとなった水木襄、佐久間良子らが主人公たちに扮した演技が撮影され使用されている。また映画に登場するすべてのキャラクターを、俳優の森繁久彌と歌手の宮城まり子の2人が演じ分けて担当している。
1958年10月22日に公開され興行的にも成功を収めたほか、同年度の芸術祭団体奨励賞、ブルーリボン特別賞、毎日映画コンクール特別賞を受賞するなど作品としても評価された。またベネチア国際児童映画祭児童部門特別賞などを受賞するなど海外でも高い評価を得て、香港、台湾やアメリカ、ブラジルなどで公開。日本のアニメーションが海外マーケットでも魅力をもつ作品であることを証明し、市場開拓の役割も果たした。
2017年には、日本アニメ生誕100年記念プロジェクト「アニメNEXT_100」が推進して、「白蛇伝」の公開された10月22日が【アニメの日】として正式登録され、また2019年の第72回カンヌ国際映画祭の過去の名作作品を上映するカンヌ・クラシック部門でも上映が行われた。
※35mmネガスキャンテレシネ4Kマスター
今回のデジタルリマスターは35mmオリジナルネガを元素材として、2018年に復元を行ったものです。
復元にあたっては、現存するセル画等の関連資料を参照し、公開当時の色彩を可能な限り再現しております。
<あらすじ>
中国に古くから伝わる「白蛇伝」は、白ヘビの化身である白娘(パイニャン)と、その恋人・許仙(シュウセン)との美しい愛の物語。この民話をもとに、青魚の精・少青(シャオチン)や、許仙の仲良しパンダと猫熊ミミィ、白娘と許仙の仲を裂こうとする高僧法海らが登場し、美しい音楽と豊かな色彩で綴った豪華巨編。
アニメーション大国日本の原点!
《日本初の長編カラーアニメーション》としてアニメーション史上に大きくその足跡を残す「白蛇伝」
公開当時の映像を可能な限り復元し、2019年のカンヌ国際映画祭カンヌ・クラシック部門でも正式上映された新規4Kマスターを使用し、復刻資料を多数収録したBlu-ray BOX発売!
「白蛇伝」は、1958年(昭和33年)10月に公開された、日本初のオールカラー長編劇場用アニメーション映画。まんが映画とよばれたアニメーションは、それまで劇場上映用の短編作品やコマーシャル用のアニメーションなどが制作されていたが、ディズニーの長編アニメーション作品のような長編カラー作品は日本ではまだ制作されていなかった。
当時、新興の映画会社であった東映はアニメーション映画の将来の可能性を見据え、1956年に東映動画(現・東映アニメーション)を設立。「白蛇伝」は約2年半後の1958年に完成した。
物語やデザインの基本設定に画家で登山家の岡部一彦が、背景作りには舞台美術家の橋本潔ら当時活躍していた美術関係者が起用され、それまでに短編アニメーションなどでも演出を担当した藪下泰司が、57年の12月から絵コンテを手掛け実制作がスタート。原画を大工原章と森康二のベテランスタッフ2人が担当し、新人の動画担当のアニメーター42名を率いて完成。当時アニメーション制作の経験者などいない時代に、順次募集されたスタッフにアニメーションのノウハウを教育しながら制作された「白蛇伝」は、約7カ月の作画期間と4047万1000円の製作費、原画1万6474枚、動画6万5213枚を費やして無事に完成した。
作画にあたってはキャラクターデザインから人形を制作し作画の参考にしたり、ディズニーの長編制作でも使われていたライブ・アクションを日本で初めて取り入れるなど、様々な試行錯誤も繰り返された。実際の俳優の動きを撮影したフィルムを紙に写し、人物の動きを描くライブ・アクションでは当時東映のニューフェイスとなった水木襄、佐久間良子らが主人公たちに扮した演技が撮影され使用されている。また映画に登場するすべてのキャラクターを、俳優の森繁久彌と歌手の宮城まり子の2人が演じ分けて担当している。
1958年10月22日に公開され興行的にも成功を収めたほか、同年度の芸術祭団体奨励賞、ブルーリボン特別賞、毎日映画コンクール特別賞を受賞するなど作品としても評価された。またベネチア国際児童映画祭児童部門特別賞などを受賞するなど海外でも高い評価を得て、香港、台湾やアメリカ、ブラジルなどで公開。日本のアニメーションが海外マーケットでも魅力をもつ作品であることを証明し、市場開拓の役割も果たした。
2017年には、日本アニメ生誕100年記念プロジェクト「アニメNEXT_100」が推進して、「白蛇伝」の公開された10月22日が【アニメの日】として正式登録され、また2019年の第72回カンヌ国際映画祭の過去の名作作品を上映するカンヌ・クラシック部門でも上映が行われた。
※35mmネガスキャンテレシネ4Kマスター
今回のデジタルリマスターは35mmオリジナルネガを元素材として、2018年に復元を行ったものです。
復元にあたっては、現存するセル画等の関連資料を参照し、公開当時の色彩を可能な限り再現しております。
<あらすじ>
中国に古くから伝わる「白蛇伝」は、白ヘビの化身である白娘(パイニャン)と、その恋人・許仙(シュウセン)との美しい愛の物語。この民話をもとに、青魚の精・少青(シャオチン)や、許仙の仲良しパンダと猫熊ミミィ、白娘と許仙の仲を裂こうとする高僧法海らが登場し、美しい音楽と豊かな色彩で綴った豪華巨編。
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