1971年の大傑作アルバム。 前作のシンプル、いやストイックと言ってもいいくらい、一つ一つの音、言葉が真っ直ぐ刺してくるような音像に対して、今作は少し多様性が出てきた印象です。クレジットを見ると、ドラムにジムケルトナーやジムゴードン、サックスのキングカーチスなど、USのミュージシャンが参加している影響もあるかもしれません。 私の愛聴盤は2枚組で、本編収録曲の別テイク、同時代のシングル曲など沢山収録されています。私は基本的にオリジナル主義ですが、このボーナストラックは聴いていて楽しいです。本編が傑作だから、何回聴いても飽きません。特にディスク2のM16、オーヨーコのバハマテイクは何だかあったかくなります。 オリジナル以外の収録曲は以下です。 ディスク1 M11: 1971年発表のシングル。有名ですよね。 M12: ミドルテンポの重めのロック。カッコいいです。 M13: ノリの良い曲調で思わず体が動きそうです。 M14: なかなかヘビィな曲で、ジョンがシャウトしています。 M15: M13の歌詞違い（デモテイク？）のようです。 M16: これもシングル曲。クリスマスの定番ですね。