＜商品の情報＞
「匂い」で思い出す――名前しか知らない美しい女性と激しく求め合った、ひと夏のことを。

仕事だけに没頭してきた孤独なビジネスマンが出会った、ひとりの魅惑的な女
無口で不器用、冷静沈着な男が、初めて本能を掻きむしられる衝動に支配されていく―
五感を刺激する本能的なエロティシズムを描く、上質官能作品

●映画から伝わる、汗の匂い、肌の質感、濡れた瞳・・・五感を刺激する官能作!!
美しいもの、至上の感触、木材へのこだわり、匂いへのこだわり・・・主人公リチャードは過剰なこだわりと偏愛思考を持つがゆえに他者との関係を深く持てないでいたが、本能レベルで惹かれる女性に初めて出会う白い肌、栗色の髪、美しいうなじ、漏れ出す声、汗の匂い・・・エロティシズムに浸るように、彼女のカラダに没頭していく

＜あらすじ＞
キャリア志向で完璧主義のリチャードは、木材ブローカーとして世界をまたにかけるビジネスマン。煩わしいことから身をおくために、特定の女性とはつきあわずに、一夜限りの関係をつづけている。ある日、運転中にパンクした自転車を押す女性を見かけ、自転車を街まで運んであげることに。リチャードはその女性を夜食事に誘い、二人はデートをするが、ふとした瞬間に彼女の姿は消えてしまう。しかし次の日、リチャードの経営する会社にひょっこり現れたのは昨日の女性だった。恋の駆け引きにのったリチャードは、その女性とも一夜限りの関係にするつもりだったが、リチャードにとって彼女はまさに理想の女性。白い肌、栗色の髪、美しいうなじ…すべてを堪能するように、何度も身体を重ね、どんどん彼女にハマっていった。しかし、リチャードが初めて自分の住む部屋の鍵を彼女に渡そうとすると、彼女からは「ノー」の答えが。理由はわからないが、この関係は長くは続かない―そうとわかっていてもなお、激しく愛し合うふたり。が、突如女は姿を消し、リチャードは常軌を逸した行動を取り出す―。