＜商品の情報＞
名匠・小津安二郎が愛と微笑みの心でうたいあげた人生の真実!
胸打つ哀愁と感動の文藝巨編が4Kデジタル修復で甦る!

★宮川一夫撮影によるアグファカラーも美しい人情話の傑作。小津映画としては起伏に富んだ異色作!
1934年の松竹映画『浮草物語』を自らリメイクしたのが本作。旅の一座の長である駒十郎がむかしの女に産ませた息子と再会する話を中心に、様々な立場の人々が織りなす人間模様。いつもの淡々とした小津映画には珍しく雨の中で駒十郎と女が罵り合うシーンなど感情の昂ぶる激しいシーンもあり、小津作品の中でも異色作として高い人気を誇る。

★小津映画おなじみの笠智衆、杉村春子に加え、京マチ子、若尾文子、川口浩ら大映スターが加わり、さらに歌舞伎役者・二代目中村鴈治郎を主役に迎えた豪華キャスト。

★2018年2月に東京国立近代美術館フィルムセンターで開催された4K上映イベント色彩のデジタル復元講演を映像特典として収録!

＜あらすじ＞
旅回りの駒十郎の一座は夏の港町にとどまっていた。駒十郎は一膳屋のおかみ・お芳との間にできた清を気に掛け、この地で定期的に公演を行っていたのだ。駒十郎はお芳の兄と偽っていたが、連れ合いのすみ子は駒十郎とお芳、清の関係に疑いを抱き、一座の若い娘・加代に清を誘惑するように仕向けるが……。