＜商品の情報＞
花も嵐も踏み越えて、晴れて会うのはいつの日か……。白衣の天使と青年医師の甘く切ない恋物語。

＜あらすじ＞
津村病院に勤務する美貌の看護婦・高石かつ枝は、同僚、医者からの注目の的だった。しかし彼女には秘密があった。過去に結婚生活を経験し、先立たれた夫との間の娘・敏子がいたのだ。ある日、院長の息子・津村浩三の博士号授与祝賀会が病院で開催され、その席上でかつ枝は歌を歌った。浩三はかねてより、かつ枝に好意を感じでいたが、これを機にその想いは一層強くなった。月光の美しい夜、浩三はかつ枝を誘い、外に出た。そしてそこで求婚したが、かつ枝は受入れることが出来なかった。母より反対された浩三は家を出て京都で結婚する事を決心し、かつ枝に同行を促すが、かつ枝は敏子の発熱で遅れ、新橋駅に駈けつけた時は既に列車はホームを離れてしまっていた……。