＜商品の情報＞
走る、走る。想いを乗せて―。

関東最東端を走るローカル線・銚子電鉄を盛り上げるために奔走する高校生、杏子。高校生ランナーチームと銚子電鉄との競走を軸に、三者三様の物語が描かれ、やがて交わる。

・銚子電鉄…鉄オタにも長年愛され続け、100周年に向け走る関東最東端のローカル線が初の主役に。
・キャスト…主人公に注目の気鋭 松風理咲、地元撮り鉄青年に前野朋哉、夢を諦めたシンガー キミエ役に大注目株のシンガーソングライター植田真梨恵、銚電運転士にはお笑い芸人よゐこの有野晋哉が本格的な演技を披露、主人公杏子の母親役に富田靖子。更に升毅、菅原大吉、井上順といったベテラン俳優が脇を固める。
・注目のシンガーソングライター、植田真梨恵が本作のために主題歌「灯(トモシビ)」を書き下ろし。劇中でも持ち歌の「まわりくるもの」を披露し、物語を彩る。
・森田芳光監督の愛弟子として「の・ようなもの」の続編にあたる「の・ようなもの のようなもの」で監督デビューした杉山泰一、本作で監督作2作目となる。

＜あらすじ＞
高校生の椎名杏子(松風理咲)は、父を亡くし、母(富田靖子)と二人で銚子の街で暮らしていた。彼女が企画した＜銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負＞が、地元メディアにも注目され、地元の期待も高まる中、最後のランナーが決まらず焦る杏子。時を同じくして、人生に疲れ果て、ふと銚子を訪れた一人の女性キミエ(植田真梨恵)の美しさに目をとめる電車撮り鉄青年の熊神(前野朋哉)。荒れた生活を送るキミエを世話する羽目になった熊神だったが、キミエを少しずつ理解し、徐々に2人の距離も近づいていく。一方、銚電の名にかけてもその勝負に負けられない銚子電鉄側では、万全の準備を期していたが、まさかの部品故障が発生。運転士の磯崎(有野晋哉)がレースを諦めかけた時、母と親しくする磯崎を疎ましく思っていた杏子が言い放つ…。そして、レース当日、それぞれの想いを乗せて、走る、走る。