＜商品の情報＞
月明の湖畔に、西海の涯に運命の糸があやつるひばり・橋蔵の一大悲恋!!

源平の大合戦、悲愁の恋、哀切の調べ!
ひばり・橋蔵・大友の豪華顔合わせで贈る香り高き抒情時代劇!!

源平盛衰の変転の世、この恋は成就するか、悲恋となるか。時代劇の華、美空ひばりと大川橋蔵のゴールデン・コンビと大友柳太朗の特別出演による豪華絢爛の大ロマン絵巻です。
流麗悲愁、美しいモノクローム映像のなかに繰り広げられる世紀の大メロドラマ悲恋絵巻。美空ひばりと大川橋蔵のゴールデン・コンビが魅力を競う涙の時代劇です。(昭和30年12月公開 東映京都作品)

＜あらすじ＞
平安朝の末期、西海の果てに流離憂愁の末路を急ぐ平氏一族。源氏の軍勢に追われ、滅びの悲劇へと追いつめられるさなか、運命的な出会いを果たす平敦盛と玉織姫。しかし二人は何の運命のいたずらか、互いに激しく惹かれながらも、平経盛という同じ父を持つ、母違いの兄妹という身の上。やがて玉織姫は政争政略の犠牲となって、心進まぬまま関白近衛基通のもとに嫁がねばならない。一方、敦盛もまた右大弁重虎の娘との婚儀を迫られていた。だが、やがて敦盛は自らが後鳥羽院の子と判明した時、玉織姫の姿を追って遂に再会。しかしこの時すでに都は木曽軍勢に占領され、やむなく敦盛は玉織姫を須磨の尼寺に逃れさせた。自らは平家一族の軍船を追う敦盛。その行く手を阻むよう現れたのは板東武者・熊谷次郎直実だった。両者激しく渡り合う決死の一騎打ち。敦盛は敗れて最期を遂げたのか?果たして玉織姫の恋の運命は…!