＜商品の情報＞
愛は影のように身勝手。

愛を見つめ続けてきたヌーヴェルヴァーグの"恐るべき子供"
名匠フィリップ・ガレル監督が辿り着いた新境地。

■名匠フィリップ・ガレル監督新作にして集大成的傑作!
16歳で製作した短編をきっかけに、ヌーヴェルヴァーグの次世代の旗手として注目を集め、60年代から現在まで活躍を続けるフィリップ・ガレル監督。自身の人生と空気感を反射させ続けてきた名匠が俯瞰的に男と女の愛の普遍性を描いた新境地。痛みだけではない、愛することの喜びをモノクロームの画面の中に軽やかに浮かび上がらせる。

■映画史を彩る名作を産み出してきた錚々たるスタッフが集結!
共同脚本として、ゴダール、ブニュエルらとタッグを組んできた名脚本家ジャン=クロード・カリエール、撮影監督にロメール、ダニエル・シュミット、ルイ・マルらの世界を映し出してきたレナード・ベルタが務めるなど、映画界を牽引してきた錚々たるスタッフが集結。音楽は前作『ジェラシー』に続きジャン=ルイ・オベールが担当。ゴダールをして「ガレルは息をするように映画を撮る」と言わしめたフィリップ・ガレルの世界を圧倒的な感性と技術力でより高みへと引き上げる。

＜あらすじ＞
夫ピエールの才能を信じ、自分の夢を捨て二人三脚でドキュメンタリー映画を制作する献身的な妻マノン。映画制作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修生のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。妻がいると知りつつもピエールとの関係を続けるエリザベットは、たまたま立ち寄ったカフェで予期せずピエールの妻マノンが浮気相手と密会しているところを目撃し、彼に告げるが―。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想いと孤独を抱える男と女たち。愛されたいと彷徨う3人が行きつく先とは…。