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日本のみならず、海外においてもYMO以降の日本人アーティストとしては最大の評価を持つコーネリアス=小山田圭吾。
11年ぶりの新作をひっさげてシーンにカムバックしたポップの異端児のすべてを特集する!

2017年の音楽シーン、最大の事件のひとつはコーネリアス=小山田圭吾の11年ぶりの新作のリリースだ。同じ趣向のアルバムは2枚作らず、つねに他とは一線を画し、日本のみならず海外でも高い評価を得ている唯一無二の存在。『ファンタズマ』に関しては、イギリスの出版社からアルバム解説本が刊行されるほど。
また、コーネリアスは、たんに音楽作家であることに留まらない。彼は優れたキュレーターでもあり、ギターポップからノイズ/アヴァンギャルドまでと、90年代には数多くの日本音楽を世に送り出している。
『別冊ele-king』第6号はそんなコーネリアスを総力特集する。幼少期の思い出からフリッパーズ時代、そしてソロから現在までの長い歴史を語る小山田圭吾の超ロング・インタヴュー。坂本慎太郎との対談。コーネリアスの全主要作品レヴュー。新作の詳説。アメリカのジャーナリストによるコーネリアス論。秘蔵写真も多数掲載。
日本のポップ・ミュージック史上に輝くこの奇才のすべてを届けます!