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オペレッタの幕開け オッフェンバックと日本近代
オペレッタの幕開け オッフェンバックと日本近代
レーベル
青弓社
規格品番
9784787273970
フォーマット
Book
バーコード
9784787273970
日本 - Japan
発売日
2017年3月3日
ジャンル
サマリー/統計情報
基本情報充実度:
92%
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著者:森佳子
リリース概要
<商品の情報>
オッフェンバックが創始したオペレッタは、どのようにして世界的な隆盛を極め、その後の凋落、そして再評価という道筋をたどったのか。
作品を分析し、人物像にも迫りながら、彼の作品群が近代日本のオペラ受容と現代の音楽劇の発展に果たした功績を照らし出す。

運動会でおなじみの軽快な曲「フレンチ・カンカン」の作曲者をご存じだろうか。オッフェンバックが、その人だ!

世界中で愛されたオペレッタ『地獄のオルフェウス』のなかの1曲で、20世紀の大衆音楽の代表「フレンチ・カンカン」の軽快で狂騒的なイメージの陰に隠れたオッフェンバック。隆盛から凋落、再評価という道筋をたどったオペレッタの歴史をひもときながら、『美しきエレーヌ』『ジェロルステイン大公妃殿下』などのオペレッタ作品と唯一のオペラ『ホフマン物語』を丹念に分析して、彼の実像を明らかにする。
そのうえで日本でのオッフェンバック作品の受容史をたどり、明治期の帝国劇場で初めて日本語の口語詞を使った上演や、大正ロマンの象徴である「浅草オペラ」での上演などを振り返る。そして、オッフェンバックのオペレッタが果たした日本のオペラ受容への橋渡しとしての役割と、現在の日本のオペラやオペレッタ、レビューやミュージカルの発展に与えた大きな影響と功績を照らし出す。

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