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若きデップの評価をさらに高めた1作

ジョニー・デップの出世作!ユーゴのクストリッツア監督が、アリゾナを舞台に失われたアメリカン・ドリームへの郷愁を幻想的に描きベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞!

◆旧ユーゴ、サラエボ出身のクストリッツァ監督が、フランスのプロデューサーの製作でアメリカを舞台にアメリカ人のキャストで監督したフランス映画。
◆脚本はクストリッツァがニューヨークのコロンビア大学映画学科で講師をしていた時の生徒のひとり、デイヴィッド・アトキンスのオリジナル。
◆フランスのプロデューサー、クローディー・オサールは、クストリッツァの作品を見て、クストリッツァ監督作品をプロデュースすることを決めた。
◆撮影は、クストリッツァの監督第1作以来のコンビ、ヴィルコ・フィラチ、音楽は旧ユーゴの人気ロックグループ"ホワイト・ボタン"のゴラン・ブレゴヴィッチ。

＜あらすじ＞
ニューヨークの漁業局で働くアクセルは、アラスカでオヒョウを釣ることを夢見ていたが、叔父レオに呼ばれて故郷アリゾナへ行く。キャデラックのディーラーをする叔父の手伝いを始めたアクセルは、夫を射殺した過去を持つ未亡人エレインと自殺願望のあるその義娘グレースと知り合う…。