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表紙・CoverStoryインタビューは小山裕幾さん。フィンランド放送響の首席奏者を務めるようになって4年目、フィンランドという日本人にあまり馴染みのなさそうな地での生活は、快適だと話します。極寒の地に暮らす人々の気質は、新潟という雪国出身である自身とも通じるところがあるのだそうです。幼少の頃からフルートで頭角を現して注目を浴び、音大ではなく慶応大学理工学部という進路を選んだ後に留学、フィンランドへ……常に独自の進路を選択してきた若手ホープが、今、そしてこれからについて考えていることとは――。
特集は、「ギターと奏でよう 魅惑のサウンド」そして「もっと知りたい!替え指」の2本です。「ギターと奏でよう～」は、フルートとギターで奏でる音楽の魅力的な響きについて、ギターとのデュオで活躍中のプロ奏者に聞きました。また、フルート&ギターの代表曲・ピアソラの『タンゴの歴史』を取り上げ、その醍醐味はもちろん、ピアソラ音楽の誕生秘話まで紹介しています。「もっと知りたい!替え指」は、148号に続き、プロ奏者にそっと教えてもらった替え指企画の第2弾です。音程や運指など、目的に沿った替え指を知りたい人におすすめです。
今回からスタートの企画も満載。登場奏者が教えてくれる「キソレン」がプラスされた新星「フルーティストリレーエッセイ」、ジャズフルーティスト松村拓海さんによるレッスン講座「ビギナーだってJAZZは吹ける!」、全国のフルートアンサンブルを毎号紹介する「アンサンブルにおじゃまします」……など、充実のラインナップがお楽しみいただけます。