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大島渚がフランスで撮ったフランス映画、初のBlu-ray化!

●単身、渡仏した大島渚が作り上げたフランス映画、初のBlu-ray化!
『マックス、モン・アムール』は、大島渚監督が、単身、フランスに渡って、日本人が彼以外1人もいないキャストとスタッフで作り上人げたフランス映画である。艶笑コメディ的な本作は、一見、それまでの大島作品とは異質に思えるが、チンパンジーと浮気する人妻という内容は、人間を抑圧する規範に反抗する者を描き続けて来た大島渚のテーマに反するものではない。

●主演はシャーロット・ランプリング!
猿のマックスと浮気する人妻マーガレットを演じるのは1946年生まれのイギリスの女優シャーロット・ランプリング。また、マックスを誘惑するためにピーターが雇う娼婦を演じているのは、サビーヌ・オードパンだ。

●フランスの一流スタッフが結集!
1973年の創造社解散後、大島渚プロを作って海外に打って出た大島渚が組んだ大物プロデュ―サーは、セルジュ・シルベルマン。脚本はシルベルマンの人脈で、ブニュエル作品の脚本家、ジャン=クロード・カリエール。撮影は、ヌーヴェル・ヴァーグの傑作の数々で知られるラウール・クタール。音楽のミシェル・ポルタルは本来、ジャズのクラリネット奏者で1970年代から映画音楽を手掛けている音楽家。また、フランス人ではないが、マックスの着ぐるみのアドバイザーとして、特殊メイク・アーチスト、リック・ベイカーが参加している。

＜あらすじ＞
パリ駐在のイギリス大使館員ピーターは、毎日、友人の家に行くと言って外出する妻マーガレットの浮気を疑う。探偵に依頼して調べた結果、マーガレットは部屋を借りて何者かと2人で午後を過ごしていることが判明する。部屋に踏み込んだピーターは、妻とベッドにいる相手がマックスというチンパンジーであることを知って驚愕する。悩んだ末に彼は、マックスを自分たちのアパルトマンに引き取り、檻の付いた部屋に入れて、一緒に暮らし始める。果たして妻はマックスと肉体関係があったのか?ピーターの心の中に嫉妬と疑惑が沸き起こって来る…。