＜商品の情報＞
＜あの頃映画松竹DVDコレクション＞
米軍基地周辺に蠢く悪徳と、それゆえの悲劇に鋭いメスを入れた小林正樹監督の社会派青春映画! 仲代達矢、小林作品に初出演

富島健夫の同名小説を原作に、米軍基地周辺の諸問題を提示しながら、有馬稲子扮するひとりの女の悲劇を縦糸に、立ち退きを強いられる貧乏長屋住人たちの確執を横糸とする社会派群像劇。総じて正義や義憤といった純粋な想いから悪を糾弾することの多い小林正樹監督作品の中で、汚れた立場から社会の不条理を見据えている点でも異色的。これが小林映画初出演となった仲代達矢のピカレスクな佇まいも、眩しいほど危険な魅力に映えている。

■生誕100周年! 世界が認め、国内での再評価の機運高まる巨匠・小林正樹監督の松竹時代の作品をあの頃映画DVDコレクションとしてリリース
■基地問題とそこに群がる愚連隊ら悪徳に翻弄される名もなき人々の集団劇!
■愚連隊によって身体も心も汚された女の復讐劇!
■小林映画の顔であり、日本が世界に誇る名優仲代達矢の小林監督作品初出演作品にして、出世作。その、ギラギラとした輝きを見よ!
■「初DVD化」

＜あらすじ＞
苦学生の西田は、生活費を切り詰めるために、米軍基地にほど近い貧乏長屋・月光荘に引っ越してきたが、そのとき既に長屋を買い取ろうという話が持ちかかっており、仲介する人斬りジョーら愚連隊一味は長屋住人の立ち退きを画策していく。同時にジョーは、以前より目をつけていた西田の友人・静子をわざと手下に襲わせ、自分がそれを助けるという芝居を打って、その後彼女を手籠めにし、無理やり自分の女にしてしまう・・・。