＜商品の情報＞
私たちの激情は、限りなく白い。

総毛立つ、ひと触れ。しずり立つ、ひと吸い。めくるめく、ひと飲み。そう。愛は、喰らうもの。
『私の奴隷になりなさい』から4年、鬼才、亀井亨監督が描く新たなる禁断の物語。

●亀井亨監督が描くドラマティックエロスの新境地――。
メガヒットを記録した壇蜜主演『私の奴隷になりなさい』など、文芸エロスのヒットメーカー亀井亨、待望の新作。

●人気女性誌出身、新進気鋭の女優、"真上さつき"が初めてその柔肌を銀幕に披露×大胆な演技で日本映画界に妖艶な光を放つ"不二子"主演作!
日本映画界で異彩を放つ女優不二子主演、Ray、mina、S Cawaii!の三誌合同オーディションでグランプリを獲得、華々しいデビューを飾った真上さつきが初めて体当たりの演技に挑戦。女が女を愛するという過酷な激情と、加速する奈落への道を見事な演技で切り結び、観る物を慄然とさせる壮絶なる性の境地を切り開いた。

●覗き、レイプ、近親相姦、未成年、レズビアン
欲望のタブーを濃密に重ね、奥底にある人間の本性を暴く衝撃作――。

＜あらすじ＞
場末の配管工会社に勤める屋島(不二子)は、「女」である事に違和感を抱えたままの日々を過ごしている。女でいるために男に抱かれたりもしてきたが、足るに至らない。ある日、屋島は仕事である家を訪ねる。そこには、中年の父親と若い娘、九(真上さつき)が住んでいる。九の粘ついた視線に戸惑う屋島。配管作業中にチラチラ視線を交わすうち、両者の目線は同じ粘度に発酵していく。やがて、まるでそれが必然であるかのように、2人は触れ合い、激しく求め合うようになっていく。九と体を重ねることで初めて屋島は自分の中の「女」を受け入れることができるようになっていく。しかし、ほどなく屋島は九とその父親の姦淫を目撃してしまう。欲望と嫉妬は、すべてのバランスを崩していく―。