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1966年の「湘南ポップス」グラフィティ
1966年の「湘南ポップス」グラフィティ
レーベル
彩流社
規格品番
9784779170652
フォーマット
Book
バーコード
9784779170652
日本 - Japan
発売日
2016年7月20日
ジャンル
サマリー/統計情報
基本情報充実度:
92%
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クレジット
著者:宮治淳一
著者:松生恒夫
リリース概要
<商品の情報>
日本ポップス界の時代を画したバンド「加山雄三&ザ・ランチャーズ」

「湘南ポップス」を定義したい!
明確ではないが《湘南サウンド》という言葉はあった。
ニッポン放送のDJ亀渕昭信が「ザ・ワイルド・ワンズは《湘南サウンド》をつくったグループのひとつ」と記し、大瀧詠一は「《湘南サウンド》の起源は1958年の石原裕次郎主演の映画『狂った果実』」としている。
確かにこの映画は湘南をイメージしたのかもしれないが、しかし曲はアメリカンポップスに馴れ親しんだ耳にとっては「ポップス」ではなかった。
とはいえ「Dedicated」(加山雄三が大学生の時に作詞作曲した英語の曲)は、他のアメリカンポップスと比べても全く違和感がない。

洋楽テイストにあふれた日本、特に湘南を中心にアメリカンポップスにもまけない音でつくられたポピュラーソングを「湘南ポップス」と命名する。

「君といつまでも」「想い出の渚」はスタンダードとしてカバーが存在する。
そんな湘南ポップスはどのように誕生したのか。
加山雄三&ザ・ランチャーズは日本初の自作自演、ヴォーカル&インストルメンタルグループ。
同時期の青春歌謡やGSの曲はいつしか消えた。
2014年、加山は武道館でライブを行ない、2015年にザ・ワイルド・ワンズも結成50周年コンサートを開いた。いわゆる《湘南サウンド》ではさし示す幅が狭いのだ。
当時を知る貴重な証人、喜多嶋瑛・修兄弟への取材、さらにはのちに湘南生まれのミュージシャンがつくった音楽も含め、「湘南ポップス」誕生の原点を詳細に探る。

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