＜商品の情報＞
映画館が街から消えるとき、思い出があふれ出る。
広島県福山市に実在した映画館を舞台に繰り広げられるファンタジー!

122年続いた本物の映画館で撮影された、心温まるファンタジー!
本作の舞台そして撮影場所となったのは、広島県福山市にあった日本最古級の映画館「シネフク大黒座」。取り壊しが決まった劇場の雄姿を何とか映像に残したい―。劇場関係者の熱い思いに、広島在住の映画監督時川英之が応え、本作が誕生した。閉館から取り壊しまでの約半月の間に撮影を敢行。

★藤原令子、本郷奏多ら若手人気俳優、またミッキー・カーチス、石田えり、そして残念ながら本作が映画作品の出演作として遺作となった阿藤快など豪華俳優陣が競演。

＜あらすじ＞
老舗映画館の大黒座が閉館することになった。そこで働き始めたばかりの新入社員明日香(藤原令子)は、ある夜、館内で謎の老人に出会うが、彼は奇妙な言葉を残し、忽然と消えてしまう。バーテンダーのアキラ(本郷奏多)は、いつか自分の映画を作りたいと夢見ている。大黒座の女性支配人(石田えり)は、閉館への反対を押し切って気丈に振る舞っていた。泣いても笑っても、もうすぐ、大黒座はなくなってしまう...。劇場の壁という壁が、町の人々が書いたメッセージで埋まっていく。そしてついに閉館の日。スクリーンに最後の映画が映しだされると、明日香の前に、あの謎の老人が再び現れ...。長い歳月の間人々に愛されてきた映画館が、最後にくれたサプライズとは―。