＜商品の情報＞
ニコラス・レイ、オットー・プレミンジャー、ジョン・ヒューストン、ロバート・シオドマクなど巨匠監督とベディ・デイヴィス、ジーン・シモンズ、ジョーン・フォンティーン、イヴォンヌ・デ・カーロなどの名女優が織りなす悪女映画傑作5作品!

「生まれながらの悪女」Born to be bad
監督:ニコラス・レイ 出演:ジョーン・フォンティーン、ロバート・ライアン、ジョーン・レスリー
財産目当てでうぬぼれ性悪女がいとこの婚約者を奪い、脇には愛する男をキープする悪女のジョーン・フォンティーン。今どきの女性の生き方そのものを軽快なタッチで描くオフビートな一作。

DISC 2「天使の顔」Angel Face
監督:オットー・プレミンジャー 出演:ロバート・ミッチャム、ジーン・シモンズ、モナ・フリーマン
天使の顔をした悪女ダイアンの悪巧みに気ずきながらも、彼女にのめり込んでいくフランクの狂い出した歯車は誰にも止めることはできない。プレミンジャーの傑作フィルム・ノワール。

DISC 3「追憶の女」In This Our Life
監督:ジョン・ヒューストン 出演:ベディ・デイヴィス、オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョージ・ブレント、デニス・モーガン
チェーホフによる長篇小説『狩場の悲劇』の映画化。ドイツ時代から映画化を夢見ていたダグラス・サークが、アメリカ亡命後、反ナチス映画『ヒトラーの狂人』に続いて監督した、ミステリー・タッチのメロドラマ。サスペンス豊かなサークの演出によって、ジョージ・サンダースの哀愁漂う存在感と、リンダ・ダーネルの美貌がひときわ輝く。

DISC 4「危険な女」The Locket
監督:ジョン・ブラーム 主演:ラレイン・ディ、ロバート・ミッチャム、ブライアン・エイハーン
あるトラウマを持った女が、結婚した二人の男の人生を破滅へと向かわせる内容で、複数回の回想シーンをフラッシュ・バックで見せながら、彼女の心の中の闇を解き明かしていく。'37年にハリウッドに亡命したドイツ出身の監督ジョン・ブラームの異色フィルム・ノワール。

DISC 5「裏切りの街角」Criss Cross
監督:ロバート・シオドマク 出演:バート・ランカスター、イヴォンヌ・デ・カーロ、ダン・デュリエ
クライマックスの煙に包まれた現金輸送車襲撃シーン他、全編サスペンスに溢れたこの傑作は、スティーヴン・ソダーバーグがリメイク『蒼い記憶』や、『ゴダールの映画史』に引用されたりしている。ファム・ファタールとの出会いが破滅の人生に変貌していくスティーヴをランカスターが好演。

＜あらすじ＞
「生まれながらの悪女」
田舎育ちをコンプレックスに持ちながら都会の豪華な暮らしに憧れを抱くクリスタベル。上流社会にコネをつくり、周囲の人々を翻弄しながら社交界を上り詰めていく。クリスタベルは何が何でも地位と名誉を我がものにしようと、純真無垢な姿と冷酷非道の本心をうまく使い分けながら、あれこれと策略を巡らすのだが・・・。

「天使の顔」
救急車の運転手フランクは裕福なイギリス人のトレメイン家に呼ばれ、ガス中毒で亡くなる寸前だった夫人を救ったことからその家の運転手になる。フランクは継母が助かった時ヒステリーを起こした娘ダイアンと恋仲になるが、次第に彼女が継母の殺害を企んでると疑い始める。

「追憶の女」
革命直後のロシア。とある出版社にボルスキー伯爵と名のる男が現れ、友人であるフョードル・ペトロフ判事の手記の出版を持ちかける。そこには一人の女性の死をめぐる真相が書き記されていた。

「危険な女」
ナンシー・ブレアの三度目の結婚式の日に突然、前夫のブレア医師が現れる。彼は、彼女の過去について旦那のジョンに、ナンシーが自分にどれだけひどい仕打ちをしたかを伝える。ブレア医師の警告にはナンシーの最初の夫である画家ノーマンのことも含まれていた。

「裏切りの街角」
久しぶりに故郷に帰ってきたスティーヴは、別れた妻アンナが忘れられず二人はナイトクラブで再会する。スティーヴの母や幼なじみの警部ピートは、派手好きなアンナはヤクザのスリムの女だと伝えて二人を引き離そうとする。地元の現金輸送会社に就職したスティーヴはアンナと密会を重ねる。ある日、その現場がスリムにバレたことから、とっさにその場をごまかそうと現金輸送車襲撃の計画を提案する。